研究開発
 

パッシブ冷暖の核となる技術要素は、
1. パッシブデザインによる設計手法の導入
2. 地域の気候条件に応じた建物の断熱化・気密化
3. ヒートポンプ技術の採用
4. チャンバー、ダクト及び採封板による熱と気流の分配方法
の4点に集約されます。

建物の断熱性能ありき、或いは空調設備ありきで室内の温熱環境の答えを導き出すのではなく、その両方の技術が建築において重なり合うところで初めて省エネ性・快適性を実現できるという発想が起源となっています。

パッシブ冷暖は「寒いから床暖房が欲しい」「暑いから冷房がいる」と言った単なる設備ではなく、温熱環境において建築物と空調とが有機的に繋がることが前提なのです。

パッシブ冷暖の開発にあたり、多くの研究と実験を繰り返し行いました。

左端の写真
高効率のエアコンの仕組みを知るためエアコン本体を分解したり、組み立てしたりして仕組みを理解しました。

左から2番目の写真
当社事務所の倉庫を利用して実物大の部屋のモデルをつくり、チャンバーやダクト等の実験を重ねました。

左から3番目の写真
エアコンから出る気流をどうすれば分配できるのか、その計算方法を確立するために福岡の性能センターにて幾つかのチャンバーを用いて実験を行いました。

右端の写真
エアコンの気流がチャンバーを介することで発生する騒音につて低減できるように東京産業開発センターにて実際に測定し、検証を行いました。

パッシブ冷暖の開発にあたり、住宅アナリストとして活躍する野池政宏さんに技術指導を仰ぎながら、住宅の温熱環境に高い見識を持つ全国各地域の工務店の支援と協力を得て、「パッシブ冷暖」を開発してきました。さらに、東京都中小企業団体中央会のものづくり補助金制度に採択され、開発に活用しています。

2017年9月     床下ガラリ 特許取得
           ※床下ガラリのみ購入はこちらから(パッシブ冷暖導入登録加盟店以外の方)
2016年10月,11月 床下暖冷房システム 特許《2件》取得


 
 
 
 
 2017年  1件特許取得

【登録加盟店数 40社・施工物件数 70件※9月時点】
2016年 2件特許取得
東京理科大学技術指導契約(産産学連携)
対象に戸建改修、マンションリノベーション、社屋と拡げる
Forward to 1985 energy life 協賛
11月パッシブ冷暖Ⓡ全国会議
11月新建ハウジング+にパッシブ冷暖Ⓡ記事(オープンイノベーションの取組、誉×参創)
12月新建ハウジング 広告掲載
(1月末東京、2月上旬大坂で新規入会工務店に対して現場見学会とプレゼンを行う)

【登録加盟店数 27社・施工物件数 40件】
2015年 パッシブ冷暖事業部(参創Labo)を新設
暖冷房システムの販売と省エネ技術開発・コンサルタント業務を開始
経済産業省 ものづくり革新サービス事業採択(産産官連携)
11月パッシブ冷暖Ⓡ全国会議

【登録加盟店数 19社・施工物件数 23件】
2014年 パッシブ冷暖Ⓡ始動(産産連携)
自立循環型研究会にて取組の発表

【登録加盟店数 8社・施工物件数 2件】